外国人住民のための防災訓練(10月4日)
4日に市消防本部で、市内に住む外国人を対象にした防災訓練がありました。
地震は日本の各地域で発生しており、大田市でも2018年4月に震度5強の地震がありました。
日頃の備えを安全に楽しく学んでもらうため、大田市が島根県や公益財団法人しまね国際センターと企画しました。
この日は、10か国、32人の在住外国人の参加があり、併せて「外国人サポーター養成研修」もおこないました。
外国のかたにも分かりやすいよう、説明は大きな声でゆっくりと。なるべくやさしい日本語を使用するとともに、適宜、市国際交流員や外国人サポーター、しまね国際センター職員らの通訳を入れながらおこないました。
起震車体験
起震車に乗って2011年に発生した東日本大震災や今後発生が想定される南海トラフ地震などを体験しました。

救急車の呼び方
火災の発生やけがなどで救急車を呼ぶ方法について、市消防職員から説明を受けながらシュミレーション動画を視聴しました。
まず「119」番に電話をかけます。
日本語を話すことができればそのまま消防職員が対応しますが、外国語で電話をかけた場合は「多言語コールセンター」へ繋がります。
通訳者と消防職員の3者同時通訳のため若干時間はかかりますが、日本語が話せなくても多言語対応が可能です。

救急車や消防車の見学
救急車や消防車を試乗したり、装備品を実際に手に取って重さを体感してもらいました。

地震についての講演
市危機管理課防災アドバイザーより、日本の災害の特徴や地震について注意すべき点などの話がありました。

以下のとおり、ポイントをまとめました。
屋内で地震にあった場合(1~2.揺れているとき)/(3~5.揺れがとまってから)
- 自分の安全を守る(頭を守る、机があったらもぐる)
- 急いで外に出ない(物が落ちてくることがあるので注意)
- 逃げる出口をつくる
- ガスの元栓を閉める
- ブレーカーを切る
屋外で地震にあった場合
- 頭を守る
- 公園などへ避難をする
- 車を運転していれば路肩にとめる(ハザードランプをつけてとまり、車を離れる際はキーはつけたままにする)
- 海岸部にいる人は、高い場所に逃げる
まとめ
- 日頃から非常用持ち出し袋を準備しておく
- 地震を想定し家具の固定や窓ガラスにはフィルムを貼るなど、身の周りを安全にする
- 普段から周囲の人とのコミュニケーションをとっておく
大切なことは普段からの備え。災害を怖がり過ぎず「正しく恐れて、正しく備える」ことが重要です。
参加者交流(パーテーションや段ボールベッドづくり、非常食の試食など)
市危機管理課職員から、パーテーション、簡易ベッド、段ボールベッドの組み立てなどについて説明を聞き、実際に設置・組み立てました。


また、しまね国際センター職員から非常食についての説明があり、8グループに分かれて交流をしながら試食をしました。
お湯を入れてからご飯が出来るまでの待ち時間を利用して、県薬事衛生課職員から「災害時にペットを守るために飼い主がすべきこと」の説明を聞きました。

参加者のひとり、ブラジル出身のチバ アレサンドラさんは「とても大切な経験をした。子どもがいるので需要なことだと思った。昼間は自分は仕事、子どもは保育園にいるので、災害時には何をすればいいのか、どうすればいいのかが分かった。通訳があったので、外国人のためのこの研修に参加できて良かった」との感想がありました。




