かつて温泉津駅前通りでは「えびす講」が開催され、多くの人でにぎわっていました。時代とともになくなってしまったこのイベント。今年、地元のかたが発起人となり、「再び温泉津ににぎわいを取り戻そう」と、約20年ぶりに「えべっさん祭」として開催されました。
12月4日(日)、午前中は晴れ間も見える天気でしたが、午後からはあいにくの雨でした。しかし、温泉津駅通りでは地元の商店、婦人会、食育ボランティアなどが出店し、小さい子を連れた家族など多くの人が訪れました。また、空き店舗を利用して、子どもたちの遊び場や展示スペースが設けられ、立ち止まって神楽の面など展示物に見入る人の姿も見られました。通りでは、邇摩高校生もベロベロこんにゃく(薄くスライスされたこんにゃくを串にさしたもの)の販売を担当し、通りを行く人に声をかけるなど大活躍。また、会場近くにお住まいのかたが玄関先に立ち、たくさんの人が歩いているのを見て「こんなに人が来て活気があるのは久しぶりです」と、驚きと喜びの様子でした。 

昔の賑わいがよみがえる温泉津駅前通り温泉津のパン屋さんいずもやの天ぷら出店会場のようす邇摩高校生もボランティアで参加べろべろこんにゃく温泉津女子会わたあめを食べるこどもたちわたあめを作るようす