五十猛町大浦に古くから伝わる小正月の伝統行事「五十猛のグロ」が、今年も地元の皆さんによって行われ、無病息災と豊漁を祈願しました。
「グロ」と呼ばれる直径約10メートルにもなる仮屋は、全国的にも珍しく、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
無病息災と豊漁を祈る「五十猛のグロ」
当日は強風が吹きつける中、午前8時ごろから2時間かけて、参加者どうし声を掛け合いながら竹、ササ、ござなどを使って完成させました。
できた仮屋の中で火をおこし、五十猛小学校の児童やいそたけ保育園の園児らが餅を焼いて、笑顔でほおばっていました。