11月28日に、地域の経済を担う若手経営者の育成を目的に開催している「おおだ未来創造塾」の第3回目となる講義が行われました。
今回の講師は、東京都墨田区で金属機械加工を中心として、各種開発や設計も行っておられ、島根県には講演や企業視察で何度も来県いただいています。

冒頭、市長からは、「墨田区は住宅街に工場があり、深夜残業が出来ない中、きちんとした会社経営をされている。工夫すれば会社経営ができるという話を私も楽しみに聞きたい」とあいさつがありました。

そして、講師の浜野社長からは、父親の急死で急遽事業承継をすることになったうえ、直後に工場が火災に見舞われ倒産寸前になるという状況に陥りながらも、従業員やお客様に支えられて事業を立て直されたストーリーを紹介いただきました。
そういった困難を乗り越える中で、お客様、従業員、地域など会社に関わる全ての人達に感謝を忘れず「おもてなしの心」で経営を続けることの大切さをお話しいただきました。

参加された経営者の方からは、「一歩外へ踏み出すことの大切さを学んだ」「失敗しても継続する大切さを学んだ」といった感想が寄せられました。

 

なお、次回のおおだ未来創造塾は1月15日(水)に(株)日本レーザーの近藤宣之会長を招いて開催します。

市長挨拶

講演する浜野社長