2月20日、大田商工会館3階の大ホールで「ディスカバー農山漁村の宝」のグランプリ受賞を記念して、株式会社魚の屋の中島勝徳代表取締役を講師に迎えた講演会が開催されました。

このグランプリ受賞は、株式会社魚の屋による、天然わかめの希少性をビジネス化した取り組みと、その取り組みに際して、障がい者や高齢者の雇用拡大につながった点が評価され、日本一の優良事例に選ばれました。

冒頭、楫野市長は、株式会社魚の屋がグランプリを受賞されたことに、改めて祝意を表したうえで、大田市には、石見銀山や三瓶山などの豊かな地域資源があるが、十分に活かしきれていない部分があるとし、「天然わかめという地域の資源を活用し、日本一の評価を受けたことは、大変誇らしく、市内事業者さんの励みになる」とあいさつしました。

あいさつする市長

また、講演会では、中島社長が、事業を承継してから、苦難の連続だったことを話され、「地域で天然わかめに出会えて、地域の人に支えられて今がある。この地域、大田市の素晴らしさをグランプリという形で証明できて嬉しい」と語りました。

グランプリの喜びを報告する中島社長