「三瓶そば」が、3月30日に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されたことをうけ、4月23日に登録した団体である「三瓶そば振興協議会」の会長たちが市長を訪ね、登録を報告しました。

県内では「東出雲のまる畑ほし柿」に続く2番目の登録となります。

市長と話す協議会メンバー

地理的表示(GI)保護制度とは、各地域にある産品のうち、伝統的な生産方法や生産地の特性により、高い品質と評価を得ている産品で、品質や社会的評価などの特性が産地と結びついている産品の名称を知的財産として保護する制度です。

この制度への登録のハードルは高く、「三瓶そば振興協議会」が登録に向けた会議や準備を何度も重ね、平成30年3月に申請をおこない、ようやく登録にこぎ着けることができました。

登録証を手に話を聞く市長

同会の湯浅英行会長は、「認められた三瓶そばの伝統と特性を受け継ぎ、生産拡大に努めたい」と決意を新たにしています。

報告を受けた楫野市長は、「三瓶そばが評価されて嬉しい。現在の状況が落ち着いたら、多くの人に楽しんでもらいたい」と語りました。

記念の集合写真