11月1日、災害時における物資(G72BOX)の保管等に関する協定締結式を開催しました。
これは、株式会社ミューチュアル・エイド・セオリーと大田市が相互に協力し、災害発生時の初動72時間の初期対応に備え、ガーディアン72ボックス(G72BOX)の整備を進めるものです。この協定締結は企業版ふるさと納税を活用して備蓄をするもので、全国初の取り組みとなります。
協定書を手にする市長と有馬社長
ガーディアン72ボックスとは、災害が発生して72時間までに必要となる1人分の食品・飲料・衣類・衛生用品・防災用品が1つの箱にセットされており、避難所開設時の混乱の中で仕分けをする必要がありません。また、この箱にはそれぞれシリアルナンバーを表示し、支援を目に見える形にされているほか、障がい者の活躍の場を創出する取り組みとなっています。

市長は「平成30年に大田市東部を震源とした島根県西部地震により被災し、常日頃からの災害に対する備えの重要性を強く感じている。ガーディアン72ボックスの導入によって、大規模災害時における初動72時間の迅速な体制確保ができることは、安全安心なまちづくりを進めるうえでも、また一歩前進できる」とあいさつしました。
協定書に署名する市長と有馬社長 あいさつする市長