第一中学校が全国大会第3位を報告(8月24日)
令和5年度全国中学校野球大会・第45回全国中学校軟式野球大会(高知県・8月18日から22日)に中国地区代表として出場し、第3位となった大田市立第一中学校の野球部の選手が、8月24日に市長を訪問し結果を報告しました。
この日、市長を訪問したのは和田校長と中島顧問、3年生の選手10人。
最初に中島監督が強豪校と戦った大会経過を説明しました。
選手たちは「悔いなくプレーできた」「スタンドや選手みんなで勝利し、最後には笑うことができた」「このチームでプレーできて本当に良かった」「全国大会で試合をし、ベスト4に残れてうれしい」「全員野球でつながるプレーができた」「目標であった全国大会でプレーできて良かった」「中国地区代表として、全力で頑張った。準々決勝ではチームみんなが最後まであきらめない気持ちをもって勝つことができ、本当にうれしかった」などと感想を語りました。
市長は「本当におめでとう!厳しい猛暑のなか、一人ひとりの実力を十分に発揮して、第3位という素晴らしい結果になった」とたたえました。また、全国に大田という名前をとどろかせたことに感謝したほか、人生にこの経験を活かしてさまざまなことにチャレンジしてほしいと選手を激励しました。
大田一中野球部は島根県大会、中国大会をともに2位で勝ち上がり、創部以来初の全国大会に出場しました。
全国大会では1回戦、板野中学校(徳島県)と対戦し、中盤から終盤の集中打で逆転し10-3で勝利、勢いに乗った2回戦は、大津中学校(兵庫県)に3-0で勝利、さらに準々決勝は、尚学館中学校(宮崎県)に2点を先行され、最終回も1アウトと追い詰められましたが、そこから四球や連続ヒットで満塁とし、押し出し四球とタイムリーヒットで一挙3点を挙げ、3-2で逆転勝ちを収めました。
大会本部が発行する速報には「逆転の大田第一」と報じられ、勢いに乗って準決勝に駒を進めました。迎えた準決勝は、大府北中(愛知県)と対戦し、序盤に2点を先制するも、直後に3点を返され、最後まで逆転することができず3-2で敗れました。敗れはしましたが、大会中は2度の逆転勝利から「逆転の大田第一」と報じられ、ベンチ、スタンドが一体となり、どの試合も最後まで粘り強く戦い、全国大会第3位という成績を収めました。