国際協力機構(JICA)の海外協力隊として、2年間フィリピンに派遣される大田市消防部大田消防署の消防士、山本士温さんが10月12日、市長を訪問し抱負を語りました。

市長と山本さん

山本さんは、大田市で暮らす外国のかたへ日本語習得のお手伝いをするボランティア活動に参加しており、そこで自分で海外に行って何かできることはないかと思ったことが国際協力に関心を持ったきっかけとなり、このたびの海外協力隊での活動につながりました。
現地では、基本的な防災・災害対策を小学生に授業をすることや、避難所開設や避難訓練など現地のかたと一緒になって活動していく予定で、フィリピンのベンゲット州ラ・トリニダード町役場に配属されます。

関係者と会談する市長 抱負を語る山本さん


山本さんは「自分ができることを、一生懸命に取り組んでいきたい。積極的にコミュニケーションをとりながら、課題を見つけ自分で考えて取り組みたいと思う。現地で学んだことを、日本に帰っても活かせるよう頑張りたい」と語りました。
市長は「海外協力隊に自ら志願したことは本当に素晴らしいこと。フィリピンでの2年間はとても大きな経験になるので、さまざまなことを吸収できる。健康には十分気をつけて頑張ってほしい」と激励しました。

市長と握手をする山本さん