JR西日本は、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の山陰上りコースの新たな立ち寄り観光地を、2024年秋から石見銀山に決定し、10月12日に大田市役所で決定通知式をおこないました。

通知書を持つ市長 通知書を受け取る市長

2017年6月の瑞風運行開始以来、6年間にわたり、温泉津駅、大田市駅、波根駅で住民の皆さんによるおもてなしがおこなわれてきました。

温泉津駅での歓迎の様子

海沿いを走る瑞風 走る瑞風2

 

温泉津駅では、電車の行き違いで数分間停車する間、旗振りなどの歓迎がおこなわれ、その活動をけん引してきた、温泉津温泉薬師湯の内藤代表は「いつか扉が開けばと思っていた夢が実現した。忘れられない日となった」と喜びを語りました。

市の関係者ら 

JR西日本では、5年に一度、立ち寄り観光地の見直しをおこなっており、現在の出雲大社から石見銀山に変更し、リピーターの増加を図る見込みです。

 

走る瑞風3 走る瑞風4 

 

石見銀山へは、下関から京都までを1泊2日で旅する山陰上りのコースで、1日目に立ち寄ることになっています。

JR温泉津駅に停車後、瑞風の乗客専用バスで石見銀山に移動し、観光する予定です。

 

西日本旅客鉄道株式会社の佐伯理事山陰支社長は「石見銀山は人気の高いエリア。生活や人を介して沿線の魅力を伝えたい」と話し、亀井列車長は「運行開始後、一度たりとも欠かさずお迎えしてくださり感謝している。これまでは窓越しだったが、2024年秋からは降車して触れ合えることを楽しみにしている」と話しました。

通知式の様子

(一社)石見銀山みらいコンソーシアムの仲野理事は「地域の良さを見直し、ブラッシュアップし、最大限のおもてなしでお迎えしたい」と意気込みました。

また、市長は「6年間の情熱が伝わって嬉しい。銀山観光を存分に楽しんでもらえるよう、地域の皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と話しました。

走る瑞風5

記念撮影