11月6日、Virtualion(バーチャリオン)株式会社と大田市との「包括連携協定」締結式がおこなわれました。

市長と五十里社長ほか関係者

バーチャル技術を活用したミュージアム体験を主要業務とするVirtualion株式会社(東京都)が、10月1日に大森町にある石見銀山資料館内に「世界遺産石見銀山ミュージアム支店」を設置。この協定は「相互に連携し、双方の資源を有効に活用した協働取組を推進することにより、地域のさまざまな課題解決に向けて、地方創生の実現や持続可能な社会を構築すること」を目的としています。

協定書にサインをする市長と五十里社長

【連携および協力事項】

 1.「石見銀山学習など、大田市における学びの成果の発信」

 2.「バーチャルミュージアムを用いた児童・生徒をはじめとする市民の創作活動の発信」

 3.「次世代技術(バーチャルなど)を活用した、大田市の自然・歴史・文化に囲まれる、新たな働き方の発信と実装」

 4.「大田市にある自然・歴史・文化資源の国内外への発信とアーカイブ化」

 5.「その他、大田市の地方創生の実現や持続可能な社会の構築に資する取り組みに関すること」

締結式の様子その1 締結式の様子その2

市長は「市営の美術館や博物館がない大田市にとってバーチャルで石見銀山などの資料を国内外に発信することができる。共創のまちづくりを進める一助となるので、これからお互いの強みを活かしながら連携していきたい」と話しました。
五十里翔吾代表取締役社長兼CEOは「どこでも誰でも見られるバーチャルによる博物館を提供することによって、より身近に文化財や美術品に触れ合うことができる。多くの人に感動を伝えたい」と話しました。

バーチャルミュージアムについて説明する五十里社長