多面的機能発揮促進事業 中国四国農政局長表彰の受賞報告(3月6日)
令和6年度多面的機能発揮促進事業 中国四国農政局長表彰は、水路や農道などの地域資源の保全管理など、農業の有する多面的機能の発揮を促進する事業において、優良な取り組みをおこなう組織を表彰し、事業に取り組む意欲の向上を図るとともに、同業種の取り組みの推進に資することを目的にしています。

今年度、島根県の推薦組織に選ばれた仁摩町宅野地域の「宅野地域農地保全会」(越堂一男会長)が優秀賞を受賞し、3月6日に市長に報告しました。
大田市として初の受賞となった「宅野地域農地保全会」は、近隣と小学生を対象とした出前授業や農業体験、地域の女性を対象とした遊休農地を活用した野菜づくり教室、ブランド米「宅野神楽米」の開発に取り組むなど、地域に根差した活動が評価されました。


「宅野地域農地保全会」の的一司事務局長は「地域を守るために、耕作放棄地をなくす取り組みをおこなってきた。また小学校での食育授業や田植えなどの農業体験をしてもらい、農業の魅力を伝えてきた。これからも地域一体となって農業をする楽しみを伝え、次世代に繋げていきたい」と話しました。

市長は「長年に渡りおこなってきた取り組みが評価されとても嬉しい。この受賞で農業に活気が出ると思う。大田市の農業のために、これからも一緒に協力しながら頑張っていただきたい」と話しました。
【宅野地域農地保全会の主な取組内容】
- 遊休農地を活用した野菜づくり教室や出前授業での地域交流
組織の全構成員で、毎年地域農業などについて話し合っており、遊休農地の活用を検討する中で「まちづくりセンター」と連携し、女性を対象活動とした野菜作りをおこなう。今では、子育て相談などの場となっている。また、小学校で出前授業を実施し、多面的機能に関する話のほか、田植えなどの農業体験を通じて食の大切さを教えており、取り組みの効果として、卒業生の中から数名が地元で就農した。 - 地域農業の担い手の育成・確保に向けたブランド米の誕生
各種団体から若い構成員が集まり、地域づくりを協議する「宅野WAKU×2(ワクワク)会議」にて、特産品を作ろうという意見が出され、本組織も加わり地域産米をブランド化することになった。パッケージは地元の高校生がデザインするなど、地域一体となって取り組み、名前は地域の伝統文化である神楽にちなみ「宅野神楽米」として商品化され、販売された道の駅では完売するほど好評を得ている。


