松江市出身の政治家で、運輸大臣などを務めた故細田吉蔵氏の蔵書が並ぶ「細田吉蔵文庫」を中央図書館に開設しました。
歴史や運輸、文学関係の762冊が並び、貸し出しも可能です。
オープン記念の式典では、吉蔵氏の長男である細田博之衆院議員が出席し、「父の蔵書を縁のある大田市で役立ててほしい」と、2015年に16,416冊を市に寄贈。約3年かけて、吉蔵氏に関連する分野の本などを厳選しました。
細田氏は「父は亡くなる最後の日まで読書をしていた」と、生前のエピソードを話し、「読書はこれからの人生に潤いと教養を与えてる素晴らしいこと」とあいさつされました。

細田吉蔵文庫案内板 細田博之衆院議員あいさつ楫野市長あいさつ テープカット