三瓶山

  大山隠岐国立公園に指定されている三瓶山(さんべさん)は、主峰の男三瓶山(おさんべさん;標高1126m)をはじめとする6つの峰からなる火山で、これら6峰が「室ノ内」と呼ばれる旧火口をぐるっと取り囲んで並んでいます。ここには、西日本では貴重な存在となったブナの天然林が残されていて、国の天然記念物に指定されています。また、山すそには、北の原・東の原・西の原と呼ばれる高原が広がり、四季を通して自然に親しめるフィールドとして多くの人々に愛され続けていますけています。
 これまでの活動では、山頂から日本海に浮かぶ「漁り火」を眺めたり、男三瓶山から東の原方面へ縦走するなど、多彩な登山活動を行っています。

 
三瓶北の原で三瓶山について学ぶ生徒ら  

 三瓶北の原 
 北の原は、三瓶山北側の山すそに広がる高原です。三瓶山周辺の中でも、とくに貴重な自然が残されているエリアで、県立三瓶自然館や国立三瓶青少年交流の家などの専門施設をはじめ、キャンプ場などが整備されています。
 ここでは、自然観察学習をしたり、野山の探検をしたり、冬ならば歩くスキーやそり遊びなど、ありのままの自然を満喫できる活動をします。

 
三瓶の雪山で遊ぶ生徒ら  

 三瓶東の原 
 東の原は、三瓶山東側の山すそに広がる高原です。夏は牛の放牧場として利用されています。とても見晴らしがよく、とくに、夜空の美しさは感動的でさえあります。
 ここでは、登山活動や高原の散策、星空観察といった活動のほか、冬ならばスキー活動を楽しむこともあります。