重層的支援体制整備事業とは

事業の背景

少子高齢化が進み、人口減少や地域のつながりの希薄化など社会の変化も進み、一人ひとりや世帯が抱える問題が複雑・多様化しています。

例えば、引きこもりのケースやいわゆる8050問題といった個人・世帯が複数の生活上の課題を抱えていて、課題ごとの対応に加え、課題全体を捉えて関わっていくことが必要なケースなどが明らかになっています。

事業の概要

重層的支援体制整備事業は、複雑・多様化した生活上の課題を解決するため、高齢、障がい、子どもといった福祉分野の既存の制度を活かしながら、属性を問わない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施するものです。

重層的支援体制整備事業を構成する事業

1 包括的相談支援事業
  各福祉分野の相談支援を行うとともに、複雑化・複合化した相談を受け止め、連携した支援を行います。
・ 高齢者相談センター(地域包括支援センター)
・ 障がい者相談支援事業
・ 利用者支援事業
・ 自立相談支援事業

2 参加支援事業
 既存の制度だけでは対応できない悩みを抱え、社会から孤立している人に対して、地域や社会との「つながり」を取り戻すためのサポートを行います。また、複雑化・複合化した課題を抱えた人の社会参加が必要なときに、地域の団体や活動などとマッチングを行います。

3 地域づくり事業

 属性や世代を問わず、 住民同士が交流し、支え合える関係や居場所づくりを地域の中で育むためのサポートを行い、様々な地域活動が生まれやすい環境を目指すものです。
・ 地域介護予防活動支援事業
・ 生活支援体制整備事業
・ 地域活動支援センター事業
・ 地域子育て支援拠点事業
・ 生活困窮者支援等のための地域づくり事業

4 アウトリーチ等を通じた継続的支援事業

自ら支援を求めることが難しい孤立した人や世帯との関係を築き、適切な福祉サービスや社会資源へつなぐためのサポートを行います。

5 多機関協働事業
複雑化・複合化した課題を抱えている人に対する支援機関の役割分担や支援の方向性を定め、包括的な支援体制を整備します。

事業の詳細などは、厚生労働省のホームページをご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/chiikikyosei/index.html

大田市の取組内容

大田市では、各支援機関などが複雑化・複合化した課題を抱えた方への支援のために各関係機関が連携し、役割分担を行った上で地域の協力を得ながら、包括的な支援を進めております。

重層的支援体制整備事業を効果的に実施するため、大田市重層的支援体制整備事業実施計画に基づき事業の提供体制を推進していきます。

詳細は以下の「大田市重層的支援体制整備事業実施計画」をご覧ください。

pdfファイル「大田市重層的支援体制整備事業実施計画」をダウンロードする(PDF:1.6MB)

大田市の体制

重層的支援体制整備事業の一環として、大田市では相談先が分からないといった悩みや、複雑、多様化した福祉に関する困りごとの解決に向けて、社会福祉法人大田市社会福祉協議会への事業の委託並びに協力を得ながら市との両輪で相談を受け止め、関係部署、機関につなげるとともに、必要に応じて各支援機関の役割分担を行い、包括的な支援を進めています。

体系図

市内の相談支援機関・福祉関係事業所の皆様へ

偶数月に1回、市内の保健・医療・福祉に携わる関係機関の皆様や相談機関・福祉関係事業所の皆様と顔の見える関係づくり、研修等を通じた相互理解の促進を目的として、地域福祉推進支援機関実務者会議【全体会議】を委託先の大田市社会福祉協議会の主催により、多機関協働事業の一環として開催しています。

 

日々の対応など困りごとを抱え込むことなく、一緒に悩む。そのきっかけになれば幸いです。一度参加してみませんか?

実務者会議

実務者会議1実務者会議2

参加申し込み先:社会福祉法人大田市社会福祉協議会  ☎0854-82-0091

〔お問い合わせ先〕 生活福祉課  電話 0854-83-8141もしくは0854-83-8064