令和3年度 大田市議会「おでかけトーク」開催しました
多数のご参加 ありがとうございました。
今年度の議会報告会は、会場ごとにテーマを設け、グループに分かれて自由に意見交換する「おでかけトーク」として11月7日(日)に開催いたしました。当日は多数のご参加をいただき(久手会場11名、川合会場19名、温泉津会場18名)、活発な意見交換をすることができました。今年度は初めてということで不慣れな点もあったかと思いますが、参加者の皆さんのご協力のおかげで各会場とも和やかな雰囲気でざっくばらんにお話しいただき、みなさんと情報を共有することができたと感じております。
当日ご記入いただきましたアンケートでは、参加者の皆さんからも「よかった」「また開催してほしい」などの感想を多くいただき、大変うれしく思っております。また、「今回出た意見を市議会に活かしてほしい」など、今後の市議会に対する期待があることも痛感いたしました。
市議会では、定例会や臨時会、委員会などで今回の3つのテーマに関わるものに限らず様々な議案の審議を行っております。各会場でのご意見や、皆さんの思いを今後の議会活動に活かせるよう、取り組んでまいります。
今後とりあげてほしいテーマなど、ご意見がございましたら市役所議会事務局までお寄せください。
★久手会場(テーマ:災害に強いまちづくり)
【主な意見】
・波根町は自主防災組織が2地区にある。夜間に避難訓練しているが、高齢化、人口減少なので、若い人の参加が少なく、継続が難しい。
・安心・安全のために避難情報と予防情報を出してほしい。
・行政として自主防災組織の人材育成、資金提供をわかりやすくしてほしい。
・これまでの災害を調査する。これまでの教訓で自主防災組織を立ち上げる。食料の確保などが重要である。
・公助では、情報発信など、防災と減災対策に取り組むべき。
・津波について、早めに高台に避難をする。
・共助消防団、自主防災組織、自治会でのつながりの大切性
・過去の災害をハザードマップに反映してほしい。
★川合会場(テーマ:定住対策)
【主な意見】
・「どがどか」しか発信ツールがなく、定住について調べようがない。田舎の良さ、大田市の良さ、自然のある環境を発信してほしい。
・自治会への加入に抵抗がある。
・働き場所が少ない。企業誘致を進めること、農業支援、就労支援も考えてほしい。
・企業で就労体験を実施し、地元企業を知ってもらうとともに、自分の力を活かせると思わせる仕組みが必要。
・なぜ大田市を出たいのかを聞き、家庭で親が子供に地域のことをどのように伝えるかも重要になってくる。
・誰もが助け合え、誰もがリーダーの自覚を持てるような集落運営の大切さを感じる。
・高齢化している現状で、生活交通インフラの充実、地域全体で子育てできる環境づくりが必要。
・UIターンに関しては、受け入れ体制の整備、悩みを聞ける場所づくりが必要。また、市民が集える場所づくりも、地域内の垣根を取り
払う有効な方法なのではと思う。放棄された農地の有効利用のため、特区を作る、UIターンの方に貸し出しも検討してはどうか。
・問題点を顕在化し、地域の魅力の活かし方を指導してもらうため、コンサルタントの利活用も考慮してはどうか。
★温泉津会場(テーマ:地域について思いを語ろう)
【主な意見】
・自主防災組織の結成や、子供たちの体験学習会の受け入れなどをしてはどうか。
・Ⅰターンの方が情報発信され、地域の紹介をしている。温泉津、大森では、若い人たちが連携して地域の活性化に取り組んでいる。
・農業・農村が崩壊してきている。農業は補助金で成り立っているが、環境保全や地域維持につながっていない。
・少子高齢化が進み、地域の活性化が図れない。農地維持や市道・農道の草刈等が出来ない。
・地域を守るためには、全員で協力して地域を守ろうという意識と行動を示すことが大切である。
・若い人がなかなか地域活動に参加していただけない。理解と仕組みづくりが大切。
・市の予算は投資効果を見ながら予算配分すべきで、市議会は事業効果をしっかり検証すべきだ。
・空き家を利用して定住対策を図ることも重要。また、地域のみんなでⅠターン者を受け入れすることが大切。
・柿、メロン、お米などの特産品や地域資源を活用した地域振興を図るべき。
・情報発信や交流の場をもっと進めて頂きたい。
・子どもにふるさと教育の推進を。
・公共施設の管理、維持、活用が求められる。