開催趣旨

 毎年2月を「おおだ教育月間」と定め、その趣旨に基づき、大田市と連携協定を結ぶ国立三瓶青少年交流の家が主催する「さんべ祭」にあわせて「おおだ教育フェスタ」を開催した。これにより、大田市民の教育に対する関心と理解を一層深め、次代を担う子どもの育成を図るため、家庭、学校、地域社会が連携して教育の充実と発展を図る機会となった。

ヤマちゃんたち   銃剣道   玄関前    

ALT   大田高校自然科学部   プログラミング

 

開催概要

期  日:令和7年10月12日(日)10:00~15:00

会  場:国立三瓶青少年交流の家 文武伝承館

主  催:大田市教育委員会

共  催:国立三瓶青少年交流の家

協  力:イワタニ山陰 株式会社・株式会社 山﨑組・島根トヨペット 株式会社

テ  ー  マ: 「おおだの教育をのぞいてみよう」

参加人数:約800名(概数)

出展・協力団体:イワタニ山陰 株式会社
        大田市社会福祉協議会
        大田JOいんつ♪
        大田市弓友会
        島根県立農林大学校
        島根県立大学
        島根県立出雲養護学校邇摩分教室
        島根県立邇摩高等学校
        島根県立大田高等学校
        島根かみあり国スポ・全スポ準備室
        島根トヨペット 株式会社
        広島大学
        株式会社 山﨑組
        温泉津こどもクリニック
        大田市学校給食センター
        大田市山村留学センター
        大田市教育委員会 学校教育課・石見銀山課・社会教育課・子ども政策課・子ども家庭支援課・人権推進課・国スポ準備室

 

実施内容

おおだ教育フェスタでは、大田市の教育に関わる多様な課、機関、学校、企業が連携し、来場者が体験を通じて学べるブースを多数展開した。

         スタンプラリーでブースをめぐり、スタンプ5つで景品を配付した。

しおり中面

だれでも作品展

・当日、会場に来ることができない人でも参加ができる、皆さんと作り上げる参加型ブース。

   だれでも作品展

 

教科ブース

・プログラミング、ドリルパークに挑戦:PC端末を使用し、プログラミングゲームやドリルパークの体験を提供した。プログラミングは就学前の幼児でも扱える内容であり、楽しんでもらうことができた。

全国学力・学習状況調査に挑戦:小学校算数、中学校数学、英語の問題から各1問ずつ挑戦する機会を提供した。保護者の方々に、子どもたちが現在どのような問題を解いているかを体験してもらうことを前面に出した。

・理科読に挑戦:テーマを「くうき」とし、「くうきをつかまえよう」(ポリ袋等を使用)や、空気砲、新聞で作ったエアドームなどを用いた「くうきってみたことある?」といった実験を実施した。理科への興味を喚起する選書も展示した。

・ALTとゲームをして交流しよう:ALT 4名が参加し、メモリーゲーム(神経衰弱)、かるた、すごろく、フリートークなど様々なゲームを通じて来場者と交流した。

・新聞の魅力にふれてみよう:新聞活用教育(NIE)のコーナーでは、新聞クイズを通して楽しく活動することができた。

・志学中学校の生徒4名がボランティアとして参加し、会場案内、プログラミングブースの指導補助、着ぐるみ(らとちゃん)でのイベント盛り上げ、銃剣道の体験サポートなど、多岐にわたる活動に貢献した。中学生の協力体制は、各ブースのスタッフから非常に高い評価を得ることができた。

企業ブース

・株式会社 山﨑組:重機(パワーショベル)ミニラルの展示のほか、ゆるキャラ「ヤマちゃん」「ヒロちゃん」「片乃助」が呼び込みや演武・踊りへの参加で会場を盛り上げていただいた。

・イワタニ山陰 株式会社:『イワタニゲートウェイを活用した安心・安全な市民生活づくり』に関するパネル展示や実物展示が行われ、見守りや災害時活用サービスがアピールされた。子供向けのガチャポンなどが来場記念品として配付された。

・島根トヨペット 株式会社:レザー端材を活用した「アップサイクルキーホルダー」を作るレザークラフトワークショップを実施され、CN(カーボンニュートラル)実現に向けた取り組みを親子で楽しみながら学べる体験を提供された。

邇摩高校ブース

・学校紹介ポスター、石見神楽の授業紹介ポスター、学校案内パンフレット、邇摩高瓦版が展示された。

大田高校ブース

・茶道部:文武伝承館2階のお茶室で茶道体験(400円)を提供された。

・自然科学部:サイエンス工作コーナーを実施し、スライム作り体験や、甘い香りの煙が飛ぶ空気砲による的あてを行われた。

・美術部:バーチャルミュージアムを展示された。

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子育て悩み相談ブース

・温泉津こどもクリニックの小柳津先生による、寝つきが悪い、食事のことなど子育ての困りごとに関する相談コーナーが開設された。

広島大学ブース

・睡眠教育プロジェクトとして、眠りの大切さを動画、体験、クイズで確認するコーナーが設けられ、プチ睡眠相談も実施された。睡眠相談には若年者から年長者まで幅広く来場があり、潜在的ニーズの高さが実感された。

人権学習ブース

・「こどもの権利」ってどう守る?をテーマに、パネル展示、クイズ、ぬりえコーナー、動画視聴を行った。

島根県立大学ブース

・学生が企画開発した成果物として、美容液「台雲美」(台雲酒造と共同開発)、浜田の新しいお土産「のどぐろもなか」(錦榮堂の協力により商品化)、小泉八雲の怪談にまつわるお土産「ほういちの耳まんぢう」などが紹介された。

文化財ブース

・ 日本遺産ガチャ:大田の日本遺産構成文化財「仁万の硅化木」にある「グリーンタフ」の小石をガチャガチャで配付した。

・とりいみなみ遺跡:出土品(土製模造品)の展示と、素焼き風紙粘土でフィギュアづくり体験を実施した。この土製模造品は、今秋、島根県立古代歴史博物館へ長期貸し出しされる前の、大田市での最後の展示機会となった。

島根県立農林大学校ブース

・農産物販売のほか、学生企画による野菜袋詰め体験、クイズ、塗り絵など子供向けイベントを実施された。

学校給食センターブース

・パワーポイントを使用した映像を活用し、給食に関する情報紹介等を行った。

山村留学センターブース

・山村留学事業の活動内容を、動画、パネル、パンフレット等により紹介した。

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社会福祉ブース

・大田市社会福祉協議会により、「~ふれる・ひろがる・ふくしの輪~やってみよう 手話&ユニバーサルスポーツボッチャ体験」が実施された。

島根かみあり国スポ・全スポ2030ブース

・大会紹介のほか、しまねっこ競技デザイン缶バッジ作成体験が人気を集めた。

・弓道、空手道、銃剣道の競技用具が展示され、自由に見たり触ったりする機会が提供された。

・弓友会による弓道体験と空手道、銃剣道の演武披露が午前と午後の2回行われ、競技体験も実施された。

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大田JOいんつ♪

・活動紹介に加え、綿菓子(小100円、大200円)の体験販売を実施した。

幼児向けブース

・ままごとコーナーや絵本コーナーやお絵かきコーナーやおはなしタイムなど親子で遊べる場にたくさん来場者があった。

大あなご音頭 初披露

・14時から特別企画として実施された。大田市出身の声楽家である藤原規生先生が作詞・作曲し、先生ご自身による生歌が披露された。日本舞踊の藤間黄元先生が振付を担当し、来場者、スタッフ、ゆるキャラも一緒に踊り、会場は一体感があり賑わった。

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おおだの教育に関するアンケート結果

教育に対する関心や意見を知るために、来場者にアンケートを実施。

・来場者の居住地は市内全域のほか、松江市、出雲市、浜田市など市外・県外からも参加があった。

・イベントを知ったきっかけは、市役所公式HP・SNS、チラシ、広報おおだを見て知った、さんべ祭に来て知ったという声も多く、さんべ祭との同時開催が集客に有効であった。

・その他、「小学校の統合等、今後どうなるか心配」、「習い事をする所が(大田に)あまりない。水泳など」、「教育・保育に予算が少ないのでは」という意見があった。

・回答者が最も強い関心を示したテーマは以下の通り。

順位 テ ー マ 内   容
全国学力・学習状況調査、わかりやすい授業づくりなど  子どもたちの具体的な学力向上への強いニーズ
石見銀山学習、ふるさと学習 地域固有の歴史や文化を学ぶ教育への高い関心
メンタルヘルス、相談体制の充実 現代の主要な関心事
1人1台端末(PC)を使った学習 デジタル技術を活用した新しい学習方法への関心
高校進学、キャリア教育 子供たちの将来の進路や職業観の育成に関する関心

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まとめ

本フェスタは、教育月間の一環として、多くの方々に「おおだの教育」の多様な側面に触れていただく貴重な機会となった。特に、中学生・高校生が各ブースの運営に積極的に携わったことは、来場者からの評価も高く、今後の教育連携を深める上で大きな成果となった。

大田市教育委員会は、今回の成功と寄せられた市民からの具体的な意見を踏まえ、今後も家庭、学校、地域社会の連携を強化し、大田市の教育の充実と発展を引き続き図って行く。