浄化槽の使い方についての注意

台所では・・・
1.鍋や皿のひどい汚れは紙等で拭いてから洗い、使った油は直接流さない。
(多量の油は浄化槽では処理されません。)
2.三角コーナーには細かいネットをかぶせ、生ごみを流さない。
(排水管が詰まる原因となります。)

洗濯では・・・
1.無リン洗剤を、必ず適量を量って使う。
(できるだけ中性のものを使用してください。)
2.漂白剤は適量を使う。
(塩素系のものはできるだけ避けた方が良いでしょう。)

トイレでは・・・
1.紙おむつ、衛生用品、タバコの吸殻等を流さない。
(トイレが詰まる原因になります。)
2.トイレットペーパーを使用する。
(ティッシュペーパーは水に溶けません。)
3.塩素等の薬品を使わない。
(一般的なトイレ洗剤は使用できます。)

お風呂では・・・
1.イオウ化合物の含まれている入浴剤の使用を避ける。
(一般的な入浴剤を適量使用することは構いません。)
2.カビ取り剤等はできるだけ中性のものを使用する。
(酸性、アルカリ性のものは使用しないでください。)
3.お風呂の湯はある程度冷ましてから排水する。
(大量の熱い湯の流入は微生物の働きによくありません。)
4.髪の毛等が流れないように排水口に細かい網目状のものを取り付け、こまめに掃除する。
(髪の毛等は、浄化槽では分解されません。)
浄化槽では・・・
1.浄化槽に酸素を送るブロワ(送風機)の電源を絶対に切らない。
(浄化槽内の微生物が活動できなくなり、水がきれいになりません。)
2.浄化槽及びブロワの上部、周辺には邪魔になる物を置かない。
(保守点検や清掃作業に支障が出ないようにしてください。)
以上のことに注意して、大切な水をこれ以上汚さないよう、浄化槽と上手に付き合っていきましょう。