日本脳炎

感染者のうち、脳炎を発症する場合があります。脳炎にかかった時の死亡率は約20%から40%ですが、神経の後遺症を残す場合が多くあります。以前は小児、学童に発生していましたが、最近では予防接種を受けていない高齢者を中心に患者が発生しています。

日本脳炎ワクチンの積極的な接種勧奨再開について

  平成17年度から21年度まで、日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに日本脳炎の予防接種のご案内を行いませんでした。その後、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。

接種対象者

 

 1期 3歳から90か月(7歳6か月)未満までのお子さん
 2期 9歳以上13歳未満

接種期間及び接種方法

 【標準的な接種】

  ■1期:3回接種

初回接種 1回目接種後6日以上、標準的には28日までの間隔で接種2回接種。
追加接種 1期初回(2回)接種終了後、12か月以上の間隔をおいて1回接種。

  ■2期:1回接種 

平成17年度から21年度に接種の勧奨を差し控えにより、影響を受けた方へ

対象者:平成19年4月1日以前に生まれた20歳未満の方で、1期・2期(計4回)の接種が完了していない方

対象年齢:20歳未満(2期の接種は9歳以上となります) 残りの接種回数を受けることができます。母子健康手帳などで接種履歴をご確認ください。なお、接種スケジュールについては、かかりつけ医とご相談ください。

接種場所

 指定医療機関で、予約をして接種を受けましょう。

 pdfファイル「令和6年度日本脳炎ワクチン医療機関一覧表.pdf」をダウンロードする(PDF:84kB)

予防接種の説明 

 pdfファイル「日本脳炎予防接種説明書.pdf」をダウンロードする(PDF:214kB)