姉妹都市交流(韓国大田廣域市)
姉妹都市韓国大田(テジョン)廣域市の概要、青少年交流や交流促進事業など、これまでの交流事業のあゆみなどを紹介します。
姉妹都市縁組締結の経緯
大田市と大田(テジョン)廣域市は、市名の漢字表記が同じであることなどから、昭和62(1987)年11月14日に姉妹都市縁組を締結しました。
昭和61(1986)年に石東地区日韓親善協会が設立され、両国の友好を深めようと提案したことをきっかけに実現しました。
韓国大田(テジョン)廣域市の紹介
大田廣域市は、韓国のほぼ中央に位置し、人口約150万人、面積約540平方kmで韓国6大都市の一つです。また、鉄道、高速道路、国道が分岐する交通の要衝地であり、首都ソウルから車で約3時間の場所に位置しています。
1993年には大田世界博覧会(エキスポ)が開催されるなど、大徳研究団地を中心とする科学技術都市として発展し続けています。姉妹都市縁組を締結した当時は、忠清南道大田(テジョン)市でしたが、1989年に忠清南道から独立して直轄市に昇格し、1995年に広域市となりました。

韓国大田(テジョン)廣域市との主な交流
姉妹都市縁組締結以来、青少年交流や文化交流などを通じて友好を深めています。
・主な交流実績 令和元年5月現在
昭和62(1987)年11月14日 | 大田(テジョン)市で姉妹都市縁組調印式。大田市から100人が式典に参加 |
昭和63(1988)年5月 | 大田(テジョン)市から初めての公式訪問 大田(テジョン)市の花、ハクモクレンを大田市民会館前庭に記念植樹 |
昭和63(1988)年8月 |
青少年交流事業を実施 ・昭和63年から平成9年まで、中学生親善研修訪韓団を毎年派遣 ・平成8年1月に大徳中学校生徒が来市。第三中学校、志学中学校と交流 ・平成9年1月に大徳中学校生徒が来市。北三瓶中学校と交流 ・平成14年1月にテジョン市中学生が来市。第三中学校で交流 ・平成14年8月に大田市中学生が訪韓 ・平成15年8月にテジョン市中学生が来市。池田中学校で交流 ・平成16年8月に大田市中学生が訪韓 ・平成17年7月にテジョン市中学生が来市。志学中学校で交流 ・平成18年8月に大田市中学生が訪韓 ・平成19年7月にテジョン市中学生が来市。北三瓶中学校で交流 ・平成20年8月に大田市中学生が訪韓 ・平成22年7月にテジョン市中学生が来市。温泉津中学校で交流 ・平成23年8月に大田市中学生12名が訪韓交流(15回目) ・平成24年8月にテジョン市中高生20名が来日交流(8回目。ホスト中学校は第一中学校) ・平成25年8月に大田市中学生17名が訪韓交流(16回目) ・平成26年8月にテジョン市中高生25名が来日交流(9回目。ホスト中学校は大田西中学校) ・平成28年7月~8月に大田市中学生14名が訪韓交流(17回目) ・平成29年8月にテジョン市中高生20名が来日交流(10回目。ホスト中学校は第二中学校) |
平成元(1989)年1月 |
大田(テジョン)市から大田(テジョン)直轄市に昇格 |
平成3(1991)年10月 |
全国育樹祭にテジョン直轄市議会議長をはじめ要人を招請 |
平成5(1993)年10月 |
テジョン直轄市で開催のEXPO’93に大田市民が参加 |
平成5(1993)年11月 |
大田市制施行40周年記念式典に燕亭(ヨンジョン)國樂研究院演奏団を招請 |
平成7(1995)年1月 |
大田(テジョン)直轄市から大田(テジョン)廣域市に改称 |
平成9(1997)年11月9日 |
大田市で姉妹都市縁組締結10周年記念行事を開催 テジョン廣域市副市長一行と燕亭(ヨンジョン)國樂研究院演奏団を招請 |
平成13(2001)年2月 |
テジョン廣域市議会議長一行が来市 両市の市議会において友好関係を確認、発展させる旨の覚書締結 |
平成13(2001)年9月 |
テジョン廣域市にてテジョン・大田韓日美術交流展を開催 |
平成14(2002)年6月 |
大田市副市長がテジョン廣域市で開催されたテジョン姉妹都市市長会議に出席 |
平成14(2002)年11月 |
大田市で日韓美術交流展を開催 |
平成15(2003)年11月 |
大田市制施行50周年記念式典に、テジョン廣域市代表団と燕亭(ヨンジョン)國樂研究院を招請 |
平成18(2006)年6月 |
新生大田市合併記念式典に(社)国際交流文化院長、姉妹都市委員会委員一行を招請 |
平成18(2006)年7月 |
大田市長がテジョン廣域市を訪問(社)国際交流文化院10周年記念式典に出席 |
平成19(2007)年11月10日 |
大田市で姉妹都市縁組締結20周年記念行事「日韓伝統芸能祭」を開催 |
平成29(2017)年7月16日 |
大田市で姉妹都市縁組締結30周年記念行事「日韓伝統芸能公演」を開催 |
平成30(2018)年11月 |
大田副市長がテジョン廣域市を表敬本問 |
その他民間交流も数多く実施されています。