日本郵便株式会社中国支社がオリジナルフレーム切手「世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観」を制作し、その贈呈式が5月22日、市役所でおこなわれました。

集合写真

石見銀山遺跡をメインとした題材の切手は、2007年に販売を始めて以来、今回で10回目の制作となります。

今回の切手シートは、新緑の龍源寺間歩入り口に陽光が差すデザイン写真をメインに、羅漢寺の五百羅漢や井戸平左衛門、城上神社の鳴き龍など84円切手10枚が、B5サイズ1シートに収められたものです。

切手デザイン

グレーとピンク、黄色とグリーンなど、色合いや配置にもこだわり、色とりどりの未来を感じてほしいと願いを込めたデザインとなっています。

また、日常の手紙に色を添えてほしい、次の世代につないでいってほしいとの期待が込められています。

石見東部地区連絡会の地区統括局長、森脇忍郵便局長は「この切手が石見銀山への旅の記念のひとつになれば。また、世界遺産登録20周年に向けての機運を高め、大田市のPRにつながればうれしい」と船木副市長へ切手を贈呈しました。

切手フレームを受け取る副市長 会場全体 切手フレームの説明を行う出席者 

副市長は「3年後の令和9年には、世界遺産登録20周年、石見銀山発見500年という大きな節目を迎える。大田市では、この20周年を、石見銀山遺跡を将来に引き継いでいくため、遺跡の「魅力化」と「持続化」をテーマに取り組みを展開したいと考えている。引き続き、郵便局の関係の皆様も、地域や行政と一緒になって、20周年を盛り上げていただきたい。このオリジナル フレーム切手が3年後に向けた機運醸成となることを期待している」とあいさつしました。

会場全体 デザインの説明 会場全体 

森脇局長と副市長  切手フレーム