島根県では、県内の魅力ある景観を創造しているまちなみや建造物、活動などについて広く県民から推薦を求め、県民の景観づくりに対する関心を高めるとともに地域の景観づくりに特に貢献していると認められるものについて表彰することにより、快適で文化の薫り高い、ふるさと島根の形成に努めています。

 このたび、まち・みどり・活動部門において優秀賞を受賞した「浄善寺の大イチョウ」の維持管理を行っている「浄善寺の大銀杏を守る会」のメンバーが市長を訪問し、受賞を報告しました。会は、2016年に結成され、根回りの養生や落ち葉清掃、周辺の環境整備などを行っています。また、大イチョウが見頃を迎えると夜間にライトアップが行われ、多くの人が訪れます。年々、訪れる人は増え、昨年の黄葉のシーズンには約7000人が訪れたそうです。

 市長は、「今後も大イチョウを大事にして、大田の魅力あふれるスポットとして、末永く保存し続けてほしい」と受賞を称えました。

市長に受賞を報告 市長と浄善寺の大銀杏を守る会のメンバー

 大田市内では、このほかに民間建築物部門において、三瓶東の原「石見ワイナリー」が優秀賞を受賞しています。