笠岡市長との対談(8月24日)
笠岡市と大田市は、平成2年に井戸平左衛門公が取り持つ縁で友好都市縁組をおこない、今年で30周年を迎えました。そこで、笠岡市にあるケーブルテレビの笠岡放送株式会社と笠岡市との共催で友好都市縁組締結30周年を記念する特別番組が制作されることになりました。
この番組は30分の構成で、前半の15分は小林笠岡市長と楫野大田市長との対談。後半の15分は笠岡市長が大森の町並みを訪ね歩き、笠岡市民の皆さんに石見銀山を紹介する内容となっています。
この番組の収録のために大田市を訪れた小林市長は、大森町にある武家屋敷「宗岡家」で楫野市長と対談をおこないました。
対談にあたり、楫野市長は「平成30年の島根県西部地震の際には、職員の派遣や義援金を送っていただくなど大変感謝している。いも代官のご縁は脈々と受け継がれている。30周年をきっかけにご縁を未来へつないでいきたい」と述べました。
また、小林市長は「平成30年7月豪雨に笠岡市が襲われた際には、逆に大田市から支援をいただくなど、近年関係が密になってきている。大田市では、行政だけでなく民間においても歴史的な財産を保存・活用している点が勉強になる取り組みだと感じている。未来につながる交流を進めていきたい」と応えました。
昼食をはさんで、午後からは小林市長がいも代官に扮して大森町を歩く演出も。代官所跡から熊谷家住宅、有馬光栄堂、群言堂、住留などを訪ね歩き、石見銀山を紹介していただきました。