6月29日、6月末で国際交流員を退任するビビアネ・ベイガさんが、2年2か月にわたる活動を市長に報告しました。
活動を報告するビビアネさん
ビビアネさんは大田市にとっては初めての国際交流員で、ポルトガル語と英語が堪能です。
市内に増えつつあるブラジル人の手助けができたと活動をふり返りました。
大田市を赴任地として選んだのは海や山があるからだったというビビアネさん。温泉津や福光石の石切り場、三瓶山のリフト、仁摩サンドミュージアム、大森町……など、大田市を満喫したとも話しました。
市長は「ビビアネさんのおかげで、ブラジルがどういう国で、ブラジル人がどんな考え方をしているのか分かり、少しずつだが大田で暮らしやすくなるようなお手伝いができた。感謝しかない」とお礼を述べました。また、ビビアネさんは「交流を増やす」ことを提言。外国人はその国の人たちだけでのコミュニティとなっており、中国人、ベトナム人、日本人、みんなで一緒に活動できることが必要だと話しました。
 島根おおだアンバサダーの委嘱状を手にするビビアネさん 市長とビビアネさん
退任にあたり、6人目となる島根おおだアンバサダーを委嘱。日本のみならず海外でも大田の魅力を伝えてもらえるとあって、市長は「大いに期待している」と話しました。