1月に設立された企業組合井田屋の起業式が2月20日、井田まちづくりセンターで行われました。あいさつする鳶川代表理事
企業組合井田屋は、井田地域において地域住民が参画し、自ら財源を確保しながら主体的にまちづくりに取り組もうと設立されました。
起業式で鳶川秀信代表理事は「井田はこの先、どうなるだろうか?という思いから話し合いを重ね、『10年後も子どもからお年寄りまで楽しく住み続けられる ふるさと井田』を目指して少しずつ取り組んでいき、『自立する井田』を子どもたちに譲りたい」と語りました。
また、市長は「これからのまちづくりは、行政主導ではなく、住民主体の地域経営が非常に重要。井田地域の取り組みは大田市の進める『持続可能なまちづくり』の先陣を切っている。今後もモデルとなるさまざまな取り組みをおこなっていただきたい」とあいさつしました。
あいさつする市長
企業組合井田屋は、井田地域自治会が中心となり、地域交通「定額乗り合いタクシー」を継承するとともに、特産品の製造・販売のほか、竹細工や布製品などを製作しています。今後は、生活機能の確保として運営された「地域食堂井田屋」の取り組みを引き継ぐほか、草刈りや視察の受け入れなどに取り組む予定です。
竹細工や布製品、焼き肉のたれ 焼き肉のたれ