2月25日、馬路地区観光振興協議会が地域の特産品を開発し、商品化したことを市長に報告しました。
商品化したのは、琴ヶ浜の海水を利用した塩と藻塩の2種類で、「琴鳴御塩ル(ことなきをえる)」。炊き上げる際には、琴ヶ浜に流れ着いた流木などが燃料として利用されています。
新商品を報告する松浦会長ら 商品化の報告を聞く市長
パッケージは名刺などを挟み込むことができ、あいさつなどの際に使えるようにしたほか、切手を貼れば郵便物として送ることができるなど、工夫が重ねられています。また、価格はワンコインの500円に設定するなど、こだわりが詰まった商品になりました。

「たかが塩だけれど、やってみると奥が深い」と話す会長の松浦隆之さんは、地元のアラメを煮込んだ藻塩は色を同じにすることが難しいなどと商品化にあたり、試行錯誤した様子を報告しました。
また、洋菓子店「ガトーサンマリノ」とコラボし、塩を使ったチョコレート「塩ちょこ『琴鳴御塩ル』」を市長が試食。「道の駅ごいせ仁摩の地元産品をもっと充実したい。このような動きは大歓迎」と話しました。食材として使いたいとの声もあり、新たな連携が生まれることが期待されます。
「琴鳴御塩ル」は、1月29日に開業した道の駅「ごいせ仁摩」で販売しています。
馬路地区観光振興協議会