このたび、耕作放棄地の解消とともに、仁摩町宅野の特産品を作ろうと、地域に伝わる神楽をモチーフにしたコメ「宅野神楽米」が商品化されたことを、5月8日、開発に携わった「宅野WAKU×2(わくわく)会議」のメンバーである的一司さんと、袋のイラストを担当した邇摩高校の生徒らが市長に報告しました。

商品の説明をする的さん 説明を聞く市長ほか

「宅野神楽米」は耕作放棄地の解消と宅野の特産品づくりを目指し、宅野地区の郷土伝統芸能である宅野子ども神楽から命名し、邇摩高生が獅子とてんぐが描かれたパッケージをデザインしました。
生産者の的さんは「耕作放棄地をなくし、後継者づくりにつなげたい」と話し、デザインを担当した邇摩高3年の佐々木和仁さんは「皆さんに親しんでもらえるよう柔らかいイメージで描いた」と話しました。

お米を試食する市長


宅野神楽米を試食した市長は「とても甘くておいしいので皆さんに食べてもらいたい。このコメがブランド化して全国に広がってほしい」と話しました。


「宅野神楽米」は道の駅ごいせ仁摩にて300グラム500円、2キロ1000円(ともに税込み)で販売しています。

的さんと佐々木さん