大田交通安全教育センター竣工式(9月24日)
70歳以上の人の運転免許証の更新がスムーズに
令和元年に市内唯一の自動車学校が閉校し、高齢者講習の受講を希望する人は、遠方にある別の自動車学校に出向いて受講するなど負担が大きかったことから、市は「大田交通安全教育センター」(鳥井町)を整備し、9月24日に竣工式をおこないました。
同センターは教習棟(教習室・講師室)、車庫棟(教習車2台収容)、教習コース(直線75m・外周250m・信号機付き交差点・段差乗上げ)などが整備されており、敷地面積は1万5000㎡です。
市長式辞
市長は「高齢者ドライバーの負担軽減を図るため、その講習施設として大田交通安全教育センターを整備した。今後も自家用車を生活の移動手段とされる高齢者の数は高い水準で推移すると思われる。当センターの竣工に対し、高齢者の方々から歓迎の声を多くいただいており、この施設が市民にとって待望のものであったと再認識している。当センターが高齢者講習施設として持続可能な施設となるよう大田市としてもできる限りの協力をしてまいりたい」と挨拶しました。
感謝状贈呈
市内の建設業者など6業者(敬称略:株式会社西部測量設計・渡邊建築工房株式会社・株式会社中島工務店・株式会社内村電機工務店大田営業所・株式会社佐藤水道・石見銀山建設株式会社)により工事がおこなわれ、市長から感謝状が贈呈されました。
謝辞
建設業者を代表して、「株式会社中島工務店」様および「石見銀山建設株式会社」様が謝辞を述べました。
【株式会社中島工務店 様】
【石見銀山建設株式会社 様】
祝辞
島根県交通安全協会の大谷会長、島根県警察本部の秦交通部長、大田市議会の河村議長が祝辞を述べました。
【島根県交通安全協会の大谷会長】
【島根県警察本部の秦交通部長】
【大田市議会の河村議長】
施設見学
施設見学では教習車がコースを走行しました。
同センターでは10月1日から「島根県交通安全協会」が運転免許証更新に伴う高齢者講習を開講する予定で、市内の年間対象者は約2000人と見込まれています。