10月5日に島根中央家畜市場(松江市)で開催された島根県種畜共進会に、大田市から肉用種牛5頭が出品され、県内各地から選抜された牛を相手に品質、体格等改良の成果を競いました。

共進会に出場

本共進会では、肉用種牛の部の若雌牛区に森徳行さん(温泉津町)、中原牧場(久手町)、島根県立農林大学校(波根町)が出品。成雌牛区に厚朴邦広さん(温泉津町)、岩倉勝政さん(温泉津町)が出品し、厚朴邦広さん出品の「てん」号が首席に選ばれました。

さらに、厚朴邦広さんの出品牛が各区の首席の中から選ばれる肉用種牛の部最高賞となるグランドチャンピオンに輝き、農林水産大臣賞を受賞しました。

共進会の様子

大田市では7年ぶりとなるグランドチャンピオン獲得を市長に報告するため、10月11日、関係者らが市役所を訪問。市長は「皆さんの努力が形となった」と喜びました。

集合写真

談笑シーン 厚朴さんと息子さん

 

厚朴さんは「てん号の母親も2位を獲得している。母親に負けない仔牛ができた。今後も島根の種雄牛で勝てる牛を育てていきたい」と話しました。

優勝旗を持つ厚朴さん