10月30日、大屋まちづくりセンター横にある、久利大屋地区交流拠点施設竣工式および開所式がおこなわれ、約50人の地元住民や行政関係者が出席しました。

テープカット

久利・大屋地区では、安心して住み続けることのできるまちづくりを目指して「久利・大屋地区小さな拠点推進協議会」を立ち上げ、島根県の「小さな拠点づくりモデル地区推進事業」に取り組んでいます。両地区で連携しながら、1.生活交通の確保 2.生活支援の環境整備 3.助け合いネットワークの3つの柱をたて事業を進めています。

神楽

市長は「久利・大屋地区は令和2年度から島根県事業として小さな拠点づくりのモデル地区の採択を受け地域課題の解決に向けた取り組みを進めてこられた。中でも自治会輸送や高齢者の生活支援、自主防災といった取り組みなどは、他の地区のモデルとなる先進的なものだと期待している。この取り組みが大田市の進める持続可能なまちづくりを体現するものとなることを願っている」とあいさつしました。

あいさつをする市長

施設の名称は「きずな」(愛称)とし、管理運営は大屋まちづくり協議会がおこないます。

施設内にはカフェがあり、地元特産品を使ったメニューの提供をおこないます。

施設内の様子

また、地元の農産加工品や野菜などの特産品、日用品を販売しています。

施設内の様子

交流スペースでは、自習や読書などで利用できる部屋があります。また交流スペースとして和室があり、小物づくりや健康体操などで使用できます。

交流スペース

ふるさと教育展示スペースでは、大屋出身で作詞家である林春生氏の紹介コーナーや、ゆかりのものなどが展示されています。

きずな看板

開所日は11月1日、開所時間は10時~15時まで(月曜日~金曜日)休日は土曜日・日曜日・祝日・年末年始です。どなたでも利用可能です。