11月18日、大田の自然を守る会の伊藤宏会長が、山陰中央新報社地域開発賞(第58回教育賞)を受賞され、市長へその受賞を報告しました。

伊藤さんと市長

「山陰中央新報社地域開発賞」は、島根県内で地域社会の発展に尽力・貢献し、今後も活躍が期待される各分野の功労者を顕彰する事業。伊藤さんは永年の幅広い自然保護活動や、子どもたちへの熱心な環境学習活動を通じて、希少植物などの保護に貢献するとともに、未来を担う子どもたちの自然に対する理解を深め、自然環境保全の意識の熟成に寄与された功労者として「第58回教育賞」を受賞されました。

市長と会談する伊藤さん 市長と会談する伊藤さん

伊藤さんは「こつこつ活動を続けていく中で、子どもたちが真剣に私の活動に参加してくれること、それにより地域の皆さんが関心をもって協力してくれったことが本当にうれしかった。活動を通じて大田市には素晴らしい自然がたくさんあることをもっと皆さんに知ってほしい」と受賞の感想を語りました。

受賞の感想を語る伊藤さん

武田教育長は「大田市の希少動植物の保護活動などについて、子どもたちに熱心に伝えていただいたこと、育てていただいたことが一番の功績。本当におめでとうございます。」と話しました。

市長は「長年にわたり子どもたちへ環境学習の指導を継続的におこなってきたことが評価された。この活動を今後とも続けていくため、次世代に繋げていくために協力していきたい。おめでとうございます。」と受賞を称えました。

市長と会談する伊藤さん