山陰中央新報社地域開発賞(第58回産業賞第1部門(農林水産))」受賞報告(12月11日)
12月11日、林業用苗木生産者の北垣正弘さんが、山陰中央新報社地域開発賞(第58回産業賞第1部門(農林水産)を受賞され、市長へその受賞を報告しました。
「山陰中央新報社地域開発賞」は、島根県内で地域社会の発展に尽力・貢献し、今後も活躍が期待される各分野の功労者を顕彰する事業。
北垣さんは、造林に必要な林業用苗木の生産を長年にわたり手がけ、先進地視察等を重ねて自己研鑽に励み、質の高い苗木を安定して栽培。後継者の育成にも尽力し、島根県内の林業界の発展に貢献したとして「第58回産業賞第1部門(農林水産)」を受賞されました。
北垣さんは、約2年間育てた少花粉スギの苗木を持参し、市長に説明しました。
「地道に苗木と向き合い、生産者のために頑張ってきた。長年続けてきた苗木生産という取り組みが評価されてうれしい」と受賞の感想を語りました。
今後の林業については「林業用苗木生産者の認知度は低い。もっと皆さんに知ってもらい、林業に携わる人が増えればうれしい」と話しました。
市長は「再造林は重要であり、苗木の需要は今後も高まる。北垣さんのような生産者がいるからこそ山は守られているので、これからも活躍していただきたい。おめでとうございます」と受賞を称えました。