岩盤に拳大ほどの穴や低い階段が刻まれた遺構の見つかった様子

昆布山谷地区の調査で、岩盤を加工した遺構が見つかりました。

調査の結果、岩盤加工遺構には、階段や柱穴、ほぞ穴、水溜などが掘り込まれていました。手前側をさらに深く掘り下げたところ、江戸時代の前半期からこの岩盤への造作が始まっていたことや、岩盤東側の平坦面が18世紀後半以降に形成されたことなどがわかりました。