6月9日(日)、馬路まちづくりセンターの竣工を記念して、琴の鳴る浜実行委員会主催による「琴の鳴る浜コンサート」が開催されました。大田市にご縁のあるメゾソプラノ歌手として活躍されている松浦麗さんをゲストに招かれての一体感あふれるすばらしい公演でした。

 琴ヶ浜に伝わる「琴姫」の伝説をもとに創作された音楽劇「琴の鳴る浜」は、洲浜昌三さんが脚本を手掛けられ、挿入歌は、作曲を長坂行博さん、作詞を佐藤万里さんと洲浜さんが担当されています。これまでも何度か鑑賞した作品ですが、新たな演出が加わり新鮮な魅力が感じられ、十分に楽しむことができました。

最後には、合唱指導を担当された伊藤裕子さんの指揮で、出演された劇研「空」(くう)をはじめとする合唱団の皆さん、そして馬路盆踊り保存会の皆さん、会場にお越しの地元馬路を含む地域の皆さん全員で「ここは石見の琴ヶ浜」を大合唱し、たいへん感動的なフィナーレとなりました。~「うみやま清く ひと温かく 自然の恵みに生きる村…」~美しいメロディと優しい歌詞に改めて、琴ヶ浜、馬路、そして大田のすばらしさと改めて感じたひと時でした。

 

コンサートの様子1

コンサートの様子2

コンサートの様子3

※中央が、ゲストの松浦麗さん(松浦さんは、「オペラ石見銀山」にもご出演でした)