可燃物中間処理施設の外観

設備の概要

設備規模 29トン/5時間 (処理能力)
処理方式 [可燃ごみ]中継処理方式 [可燃性粗大ごみ]破砕、選別処理方式
建物構造 鉄骨瓦葺(一部2階建て)
建築面積 2,207平方メートル
処理対象人口 約33,000人(大田市人口)

施設の特徴

  1. 磁力を利用した「磁選機」で破砕物に含まれる鉄類を選り分けリサイクルしています。
    大型可燃ごみは破砕処理後、磁選機にて磁性物(鉄類)を回収し外部搬出する等、資源化を図っています。
  2. ごみから発生するにおいの処理も万全に行っています。
    ごみピット、コンベア等から発生する臭気を集塵装置で補集し、脱臭塔で適正に処理後、外部に放散し大気汚染防止を図っています。

ごみ処理の流れ(フロー図)

ごみ処理の流れ(フロー図)

1.受け入れ(計量室)

施設に搬入されるごみの重量を計ります。重量のデータは制御室のコンピューターに送られ自動集計されます。

2.ごみクレーン・ごみピット

ごみピットに投入されたごみは、クラブバケット付クレーン(通称:ごみクレーン)にて受入ホッパーに運ばれます。ごみをつかんだ後、受入ホッパーへの運搬・投入は自動的に行われます。

受け入れ(計量)とピットのごみをつかむクレーン

3.ごみ貯留排出機(大型パッカー車への積み込み)

受入ホッパーから移送されたごみは一旦貯留し、可燃ごみ搬出車両(大型パッカー車)へ積み込まれ、邑智クリーンセンターへ搬出します。

ごみ貯留排出機&大型パッカー車

4.可燃性粗大ごみ破砕機

可燃性粗大ごみを細かく破砕し、破砕物は場外へ搬出します。

5.磁選機

電磁石を使って破砕物の中から磁性物(破砕鉄)を回収します。

可燃性粗大ごみ破砕機&磁選機

6.中央制御室

施設の各機器の状態や処理状況を画面上で監視し、安全で効率の良い運転制御を行います。

中央制御室