仁摩浄化センター
 
↑仁摩浄化センターの全景写真

施設の概要

〇全体計画

処理対象人口 3,500人
計画汚水量(日最大) 1,560m3
処理方式

長時間エアスレーション法

(単層式無酸素好気活性汚泥法)

計画流入水質 BOD 210mg/L
計画処理水質 BOD 15mg/L

 

処理フロー

仁摩浄化センターでは下図のとおり汚水を処理しています。

仁摩浄化センター 浄化処理の仕組み
 

長時間エアレーション法(単槽式無酸素好気活性汚泥法)の特徴

 長時間エアレーションの一方式である単槽式無酸素好気活性汚泥法は、反応タンクと最終沈殿池で構成されます。反応タンクに流れ込んだ下水に最終沈殿池から返送した活性汚泥を加え、下水中の汚泥濃度を基にエアレーションポンプの運転制御により酸素の供給と無酸素を交互に繰り返すことにより、水中の微生物が増殖し有機物を分解します。その後最終沈殿池できれいになった上澄み水を滅菌の後に放流します。この方式は、従来のオキシデーションディッチ法などに比べ、施設がコンパクトで処理水質が良好などの長所があります。