宗岡(むねおか)家住宅の概要

 宗岡家は、主屋正面に式台玄関、その脇に大戸口と呼ばれる出入り口があり、大森における武家屋敷の一般的な形式を備えていますが、表通りに面して旗竿型の敷地形状を取り、現存する地区内の武家屋敷の中で唯一「離れ」を持つ点において特徴的です。
 宗岡家は、主屋正面に式台玄関、その脇に大戸口と呼ばれる出入り口があり、大森における武家屋敷の一般的な形式を備えていますが、表通りに面して旗竿型の敷地形状を取り、現存する地区内の武家屋敷の中で唯一「離れ」を持つ点において特徴的です。主屋は切妻造、瓦葺の平屋建てで、間取りは左勝手の四間取り形式です。奥座敷へ通じる部屋境に「水車に蛇籠」「水車と橋梁」の江戸時代の透かし彫の欄間が施され、武家の生活の一面が伺えます。 
 平成16年に大田市に寄贈され、平成25から29年度で修理整備事業を実施しました。現存する主屋、離れ、土蔵は保存修理を行い、失われていた納屋、蔵前、渡り廊下、塀は資料等に基づき復原整備しました。中でも、納屋は宗岡家を活用していくため、トイレや水廻りなどの設備整備を行っています。

 宿泊のご案内

 宗岡家は、旅館業法に基づく簡易宿所です。

 定員:1棟貸し(1団体のみ) 10名(2名以上)
 食事:外食または自炊となります。自炊は管理棟の調理場でお願いします。
 冷暖房・その他備品:冷暖房は、一部の部屋(離れ、キッチン)のみとなります。
           洗濯機、冷蔵庫が使用できます。(使用後の清掃をお願いします。)
 入浴:管理棟横に風呂(シャワー室1室)があります。
 チェックアウト:原則10時
 利用時間:16時から翌日10時(連泊可)
 休館日:12月29日から翌年1月3日
 その他:パジャマ、タオル、アメニティ用品はご用意ください。

 宗岡家の平面図      住宅内部の土間と竈の写真                                                                                     

   利用する際は、使用許可申請書の提出が必要です。ご利用の1か月前までにお申し込みください。

 下記に該当する場合は、使用料金の減額又は免除することができます。上記、使用許可申請書と併せて提出してください。

 (1)石見銀山に関する学術的調査・研究に関する活動と認められるもの    使用料金の半額
 (2)石見銀山の自然・歴史及び文化を活かした学習活動と認められるもの   使用料金の半額
 (3)指定管理者が特別の理由があると認めるもの 指定管理者が市長の承認を得て別に定める額