「海ノ民話のまちプロジェクト2022」の実施について
今年度、全国で15の民話が選定され、そのうち、大田市温泉津町に伝わる「影ワニ」が選定されました。
〇海ノ民話のまちプロジェクトとは
「海ノ民話のまちプロジェクト」は、日本財団が推薦する「海と日本プロジェクト」の一環として実施するもので、海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の学び」を、子どもたちに伝え語り継ぐことを目的にしたプロジェクトです。
本プロジェクトでは、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーと、民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメ等の映像表現で次の世代を担う子どもたちへ、そして、さらに次の世代へと語り継いでいきます。
〇海と日本プロジェクトとは
日本財団「海と日本プロジェクト」とは、2015年に「海の日」20回目を記念し、日本財団の主導で推進しているプロジェクトです。次世代を担う子どもたちを中心として多くの方々に「海の日」の意義について認識を深めてもらうとともに、海への好奇心を持ってもらい、行動を起こすムーブメントを作り出すことを目指しています。
〇民話の選定について
今年度、全国で15の民話が選定され、そのうち、大田市温泉津町に伝わる「影ワニ」が選定されました。
〇プロジェクトの実施計画について
4月 地元実行委員会設立
5月30日 実行委員会 キックオフミーティング
7月中旬 全絵コンテ完成 実行委員会との確認、打ち合わせ、市長表敬訪問
8月~10月 アニメ動画制作
12月 アニメ完成市長表敬訪問、試写会・フォーラム
12月~3月 上映会・フィールドワーク
~3月 商品開発
3月~12月 二次的展開
「実行委員会委員名簿」をダウンロードする(PDF:89kB)
〇実行委員会 キックオフミーティングの開催
令和4年5月30日(月)に大田市・海ノ民話のまち実行委員会キックオフミーティングが開催されました。
まず、実行委員会のメンバーであるエリア事務局のTSKさんいん中央テレビ西部支社湯木支社長から本プロジェクトの説明がありました。
続いて、海ノ民話のまちプロジェクト事務局の沼田選定委員長と柴田地域リノベーターからアニメ制作に向けた民話の基本シナリオの説明を受け、内容について意見交換を行ったあと、今後の実施計画について確認しました。
〇「海ノ民話のまち」認定 表敬訪問 認定証贈呈式
令和4年7月25日(月)、副市長を表敬訪問し、認定証贈呈式が実施されました。
〇市長表敬訪問 アニメ「影ワニ」贈呈式
令和5年3月8日(水)、市長を表敬訪問し、アニメ「影ワニ」の完成報告が行われました。
〇アニメ「影ワニ」上映会・海苔すき体験
令和5年3月8日(水)、温泉津小学校でアニメ「影ワニ」の上映会が行われました。
上映後、3年生は地域の方に教えてもらいながら「海苔すき体験」をしました。
※アニメの舞台となった温泉津町は、江戸時代、天然の岩海苔を将軍家に献上するなど海苔場として栄えていました。
アニメ「影ワニ」は下記URLからご覧ください。