「第20回ホイアン日本文化交流祭」及び「台湾黄金博物館」訪問
第20回ホイアン日本文化交流祭及び台湾黄金博物館に武田教育長が参加しました。
令和6年8月2日(金)~8月5日(月)の間、ベトナムのグエン・ホイアン市から20周年を記念して開催される「ホイアン日本文化交流祭」にご招待を受けました。大田市からは、河村議長と武田教育長、大門石見銀山課長が参加いたしました。また、その帰途には、11月に協定締結が予定されている「台湾黄金博物館」への訪問も行いました。
いずれも、令和9年の世界遺産登録20周年・石見銀山発見500年に向け、海外鉱山遺跡及び世界遺産との連携を進めるため、教育長がホイアン市長、林館長それぞれに面会し、記念事業への参加とそれに至る間の子どもたちによる国際交流の実現をお願いしました。
~訪問日記~
【8月2日(金)】
「第20回ホイアン日本文化交流祭」
開会式がホイアン彫刻公園で開催されました。参加団体のパフォーマンスがあり、大田市から参加した土江子ども神楽団は大蛇を披露し、喝采を浴びました。
また、これまでの交流に貢献した団体・個人への感謝状贈呈式があり、大田市及び大國晴雄氏に対し感謝状が贈呈されました。
【8月3日(土)】
「改修工事を終えた日本橋の開通式に参加」
ベトナムの中央にある世界遺産ホイアンは16世紀後半に朱印船貿易で発展した港町で、日本人街もありました。この度、改修工事を終えた日本橋を記念し、開通式が開催されました。式典では、日越特別大使の杉良太郎さんがご挨拶されました。
【8月4日(日)】「グエン・ホイアン市長と面会」
この日は、武田教育長がグエン・ホイアン市長と面会し、3年後の「石見銀山世界遺産登録20周年・発見500年」事業において、子どもたちによる国際交流への参加をお願いしました。また、河村議長より記念品(丁銀レプリカ等)を贈呈しました。
グエン市長からは、前向きに検討し、今後もお互いに交流を深めていきたいとの回答がありました。
【8月5日(月)】「台湾黄金博物館館長との面会」
本年11月に予定されている台湾黄金博物館と大田市教育委員会との連携協定に先立ち、ベトナムからの帰路に台湾を訪問しました。台湾北部の金瓜石鉱山は、明治時代に日本統治下で開発された東アジア第1の金鉱山です。その開発に石見銀山を開発した藤田組が関わっており、2010年には黄金博物館で「石見銀山特別展」が開催されています。
そういう関係から、黄金博物館の開館20周年を迎える開館記念日11月4日に大田市教育委員会と友好館連携調印の提案を受けています。教育長からは「石見銀山世界遺産登録20周年・発見500年」事業に向けた具体的な取り組みとして、協定後、今年度中に両地域の小学校でのオンライン交流を進める旨を提案し、了解されました。
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