「石見銀山遺跡とその文化的景観」世界遺産登録20周年・石見銀山発見500年記念事業 実行委員会の設立について
「石見銀山遺跡とその文化的景観」世界遺産登録20周年・石見銀山発見500年記念事業実行委員会が設立しました
令和6年7月2日(火)に、大田市役所において「石見銀山遺跡とその文化的景観」世界遺産登録20周年・石見銀山発見500年記念事業の実行委員会が開催され、同委員会の規約や役員体制、記念事業の取り組み方針についての検討・承認がなされました。
この実行委員会は、設立から3年後の令和9年7月2日に「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産登録20周年を迎えることと、同年には石見銀山が戦国時代の博多商人である神屋 寿禎(かみや じゅてい)に発見され、本格的な開発が開始されてから500年という大きな節目を、石見銀山遺跡が紡いできた歴史・文化を再認識し、人類共有の貴重な財産である世界遺産として未来へ引き継いでいくとともに、国内外に向けた情報発信や交流の促進、来訪者にとって魅力ある地域づくりなど、交流人口の拡大や地域経済の活性化を図る契機とし、各種記念事業を実施するために設立されたものです。
役員には、実行委員長に楫野弘和委員(大田市長)、副実行委員長に谷本隆臣委員(一般社団法人大田市観光協会)、中村唯史委員(NPO法人石見銀山協働会議)、安藤彰浩委員(大田市自治会連合会)が選任されました。
また、実行委員会の設立にあたって、楫野実行委員長が「大田市民みんなでこの記念を祝い、石見銀山を含む当市の魅力や価値を再認識する機会としたい。この度の記念事業が官民一体となり、全市を上げた取り組みとなるよう誠意努力してまいりたい。」とあいさつをされました。