11月13日、東京スカイツリーで第4回634(むさし)サミットが開催されました。全国各地から数字「634」にちなんだ名所や活動などの発表がありました。大田市からは石見銀山ガイドの会の石原太美昭(いしはら たみあき)さんが参加され、14組の参加者の中で見事最高賞の観光庁長官賞を受賞。11月28日には市長に受賞の報告をされました。
石原さんはプレゼンテーションの中で、世界遺産石見銀山にある標高634メートルの矢滝城(やたきじょう)山や祖式川にある矢瀧の滝が高さ6.34メートルであること、700以上ある間歩の調査番号634番目の間歩は昆布山(こぶやま)谷にあり、現在発掘作業中であることや出雲市の鰐淵寺(がくえんじ)付近が東京スカイツリーから直線距離634キロメートルとなることを紹介。鰐淵寺は武蔵坊弁慶が修行した場所といわれています。
「2年前には、矢滝城が標高634メートルであることを紹介したが、同じ内容では発表できないので、今回はいろんなところへ行って634を探した。2年前は特別賞をもらったが、今年は最高賞をいただけました」と笑顔で話す石原さん。来年迎える、石見銀山とその文化的景観の世界遺産登録10周年もしっかり全国にPRしてこられたそうです。

第4回634サミットで観光庁長官賞を受賞 賞状と盾を持つ石原さん
(左写真:右が石原さん、右写真:市長に賞状と盾を披露)