令和2年度「ふるさとづくり大賞」最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞した松場登美さんが2月5日楫野市長を訪ね、受賞を報告されました。市長は、「長年にわたり大森町において暮らしに根ざしたものづくりを実践し続けられ、その取り組みは進化しながら次の世代へ継承されている」と称賛するとともに、この度の受賞についてお祝いの言葉を贈りました。

受賞を報告する松場登美さん

松場さんは、服飾ブランド「群言堂」において、大森町の暮らしに根ざしたものづくりの良さを全国に発信しています。過去から本質を理解し、未来からの視点で創造する考え方を「復古創新」と表現。他と一線を画すその衣食住のスタイルに共感した若者が、全国から大森町へ移住をしており、大森町の人口は自然増加しています。
こうした取り組みが評価され、この度、「ふるさとづくり大賞」最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞されました。

松場さんは、「昔のモノは今のモノには無い、何ともいえない味があり、それは暮らしについても同様のことがいえる。もしかすると、昔の暮らしぶりは、今の生活より幸福感が強く感じられたのかもしれない」とし、「日本の古い町に残る衣食住にこそ、持続可能な社会のカタチが残されている。そうした生活文化を世界に発信していきたい」と語られました。

市長と記念写真