大田高校2年生12人は、地域探究学習で土産品づくりに取り組みました。

株式会社魚の屋の協力を得て、島根県産のアナゴを使った出汁パック「あなごの大だし」の商品開発に参画。
生徒は、大田の土産品や全国有数の産地であるアナゴについて学びました。また、アナゴをさばいたり、試作品の試飲・試食を重ねたほか、パッケージデザインや商品説明なども考えたりしました。そして、グループごとに商品を使用した料理を社員さんの前にプレゼンテーションする経験も。取り組みの中で、多くの人との関わりを持つ貴重な経験になったと発表しました。

市長は、さっそく「あなごの大だし」を試飲し、さわやかで飲みやすい口当たりだと感想を述べました。また、生徒が提案した炊き込みご飯を試食し、そのおいしさを確かめました。「大田のアナゴを商品開発して、大田の土産品にする取り組みを進めたい」としたうえで、「大田高校生がこのような取り組みをしたことを嬉しく思う。これをきっかけに大田のいろいろなことに興味を持ってほしい」と語りました。
また、この授業に協力した中島社長は「努力して、大田高校の卒業生が住む全国の街にこの商品を並べたい」と意気込みました。
学習内容を発表する生徒 試食する市長を見つめる生徒 アナゴだしを使った炊き込みご飯を試食する市長 感想を語る市長