2月18日、大田第一中学校3年4組の地方自治を学ぶ「公民」の授業を楫野市長が参観しました。
生徒は大田市の人口構成や財政状況、市が抱える課題を学んだうえで、公共施設の適正化を題材として、授業に取り組みました。
事例として、機能が類似する3つの施設を今後どのように適正化していくのかをグループで話し合い、発表しました。建築年や施設の状況、維持費などを考え、「解体」や「建て替え」、「バリアフリー化」をする案が出たほか、現在の施設の利用者に配慮する意見がありました。さまざまな案に対し、市長は「市長として、いろいろな立場で考える。しっかりと話し合い、意見を聞いたうえで、財政のシミュレーションもしていく。大田市や市民にとって必要な施設かどうかがポイントである」と語りました。
授業を参観した感想を語る市長 質問にこたえる市長
また、生徒はよりよい大田市を創り上げるため、大田市民として何ができるかを考えました。「地域行事に参加したり、公共施設を利用したりするなど市民として積極的に関わり、大田市を盛り上げ活性化させていければよい」などの意見がありました。