明治安田生命松江支店長と的団長
約270年の歴史があり、大田市の無形民俗文化財である「宅野子ども神楽」の宅野子ども神楽保存会のOBで構成される宅野神楽団(的一司団長)が、明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の地域の伝統文化助成事業に採択され、6月28日に助成金目録贈呈式がおこなわれました。
この事業は、地域の伝統文化の保持・維持のため、中でも伝統文化を継承する後継者の育成を目指しているものです。宅野神楽団は神楽舞のほか、獅子舞や三番叟(さんばそう)など特徴ある伝統芸能を長きにわたり子どもたちへ伝えてきた活動が高く評価されました。
贈呈式では、瀬戸康宏明治安田生命保険相互会社松江支社長から的団長が助成金の目録を受け取りました。市長は「宅野子ども神楽は、世代間の交流を育み、地域の活力の源となってきた世界に誇れる財産。継承の輪がさらに広がることを期待している」とあいさつ。また、的団長は「一層、神楽の継承に努力し、頑張りたい」とあいさつしました。
助成金の目録を受け取る的団長 あいさつする市長