住宅用火災警報器の維持管理について
住宅用火災警報器は、火災を見つけたときに正しく作動しなければ取り付けた意味がありません。
そのためには、日頃からの「点検」と「お手入れ」が必要です。
住宅用火災警報器の点検は大丈夫ですか?
お手入れや点検を定期的に行いましょう。
住宅用火災警報器は、家族や地域にいち早く火災発生を知らせてくれるものです。火災の時にきちんと作動するよう、お手入れや点検を定期的に行いましょう。
お手入れのポイント
・汚れなどが目立ってきたら、中性洗剤を浸して十分絞った布で外の汚れをふき取ってください。
・ベンジンやシンナーなどは絶対に使用しないでください。
・機器を水洗いしたり、分解したりすると故障の原因につながりますので、しないようにしましょう。
作動点検のポイント
・「ボタンを押す」または「引きひもをひく」ことで、警報音がきちんと鳴るかどうか確認しておきましょう。
・点検は定期的に行って下さい。最低1年に1回は点検を行ってください。
・点検の際は、実際の警報音がどんなものであるかを家族で確認しましょう。
住宅用火災警報器は、10年を目安に交換をおすすめします。
住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。
設置時期を調べるには
・住宅用火災警報器を設置した時に記入した「設置年月」、または本体に記載されている「製造年」を確認して下さい。
故障かなと思ったら・・・
作動点検しても住宅用火災警報器が鳴らない場合など原因がわからない場合は、取扱説明書を確認するほか、各メーカーに問い合わせましょう。
詳しくは
一般社団法人 日本火災報知器工業会(外部サイト)
フリーダイヤル 0120-565-911
受付時間:月曜日から金曜日までの9時から17時(12時から13時を除く)