『熊谷家で学ぶむかしのくらし‐体験学習の手引き‐』を発行しました
大田市と大田市教育委員会では、重要文化財熊谷家住宅で行っている「むかしのくらし体験」を1冊の冊子にまとめた、『熊谷家で学ぶむかしのくらし‐体験学習の手引き‐』を発行しました。

家事の体験学習を通して、子どもたちが昔のくらしの知恵や、今の生活にはない日本の伝統的な住宅の持つ価値や面白さ、奥深さを知る「熊谷家で学ぶむかしのくらし」。
この事業は市の委託を受け、熊谷家住宅の指定管理者「家の女たち」が実施しています。
このたび、この体験内容をまとめた手引書「熊谷家で学ぶむかしのくらし」を発行しました(カラー35ページ・A5サイズ)。
イラストや写真をふんだんに使い、炊事や洗濯、灯りなど、熊谷家で行う体験内容を分かりやすく掲載しています。
熊谷家の体験学習の手引きだけでなく、昔の生活の様子を懐かしんだり、学んだりできる、読み物としても満足いただける冊子です。
税込み500円で販売しています
印刷部数は1000冊。市内の小中学校や高等学校、県内の公立図書館など教育関係先のほか、伝統的建造物群保存地区のある全国の市町村などに約600冊、無料配布しました。
また、市の保管分を除いた250冊を熊谷家住宅で販売(500円・税込み)しています。ぜひ、ご購入ください。

執筆・編集は「家の女たち」
この冊子は、大田市教育委員会のふるさと教育推進事業として、執筆・編集を熊谷家の指定管理者「家の女たち」に委託し発行しました。
発行にあたっては、元島根県知事での故恒松制治氏のご遺族からの寄付金などを積み立てた「大田市教育文化振興基金」を活用しました。