昆布山谷地区で、溝を伴った階段が姿を現しました。尾根上の長楽寺へと向かうための参道の一部とみられます。石でできた十段ほどの低い階段が見つかった様子

また、現在、道となっていた部分を掘り下げたところ、整然と積まれた石垣が出現。この石垣によって、道と平坦面が明確に区分されていたことがわかりました。

人の方ほどの高さの石垣が見つかった様子

かつて昆布山谷の広い範囲がこのような石垣によって区画されていた可能性が考えられます。昆布山谷の景観や変遷を考察する上で重要な資料です。