平成30年度は、石見銀山の中心である仙ノ山のすぐ東側に広がる平坦地の発掘調査を実施しました。調査では地面を掘り込んだ痕(土坑)や、岩盤を加工した跡などが見つかりました。出土遺物は江戸時代前半までのものがほとんどであったため、当地は石見銀山の利用が始まって早い段階で整備・利用されていたことがわかりました。

仙ノ山東部で見つかった町の跡

仙ノ山東部で見つかった町の跡