カツオノエボシは、約10センチの透き通った青色の浮袋を持ったクラゲです。綺麗な外見をしていますが、浮袋から伸びている数メートルの触手に、非常に強い毒を持っており、素手で触ると猛烈な痛みを生じます(死んで乾いているものでも、素手で触ると刺される場合があります)。また、2度刺されるとアナフィラキシーショックにより死亡する恐れがあります。

 平成30年10月28日に出雲市大社町で、2匹の漂着が確認されました。島根県においては、これまで漂着例はほとんどありませんでしたが、今年は、10月12日に益田市小浜海岸においても漂着が確認されています。

 また、出雲市で確認されたものは、約3センチと小型であるため、気付きにくいと思われますので、海岸での活動の際には十分ご注意願います。 

 もしも、カツオノエボシを発見された場合には、絶対に素手で触らず、最寄りの水産事務所へ連絡してください。

 連絡先:浜田水産事務所 TEL 0855-29-5634

pdfファイルカツオノエボシについて(PDF:185kB)